Alexによる全国内治験プロジェクトのNet Present Valueの算定

Published: March 5, 2026, 6:38 a.m. UTC / Updated: March 5, 2026, 9:11 a.m. UTC
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はじめに

プロジェクトの概要

国内で実施中の治験パイプライン1,711件を対象に、投資判断に資するNPV(Net Present Value: 正味現在価値)分析を実施しました。各パイプラインを疾患領域6区分に分類し、グローバル統計に基づく開発相別の上市確率(LOA)を算出、国内潜在患者数を加味した期待市場規模を推計し、リスク調整後の現在価値を定量化しました。

  1. 今回のプロジェクトでユーザーは、分析対象となる元データを厚生労働省のページが取得して、PinotWalkの適当なSpaceのフォルダに配置し
  2. 何をしたいかAlexに伝える

これだけです。

これだけで、こちらの最終報告書 と、以下に示す分析プロセスで生成された様々な結果が得られます。

通常、この分析を人間系で行うと、数週間のプロジェクトになるでしょう。
それを正味数十分で結果が得られます。
あとは、人間がレビューして、必要に応じて内容を加筆修正しブラッシュアップすればいいのです。ブラッシュアップの際もAlexやGaiaを使えば、さらに効率的に完成度の高い分析・報告書が完成します。

分析結果の概要

分析の結果、以下のことが明らかになりました。

  • 総NPV 24.8兆円(平均145億円/件)と算出されました。疾患領域別ではオンコロジーが11.7兆円(47.2%)で最大、次いで免疫・炎症5.4兆円(21.7%)が続きます。
  • スペシャルティ領域である希少疾患は件数こそ80件(4.7%)ですが、上市確率が高く(第Ⅲ相で56.4%)、投資効率の観点で注目されます。
  • 企業別では MSD株式会社(2.5兆円)、アストラゼネカ株式会社(2.1兆円)が上位を占めました。

Alex のできること

Alexは、PinotWalk Space内のデータファイルを用いた分析・計算・可視化を自動実行するData & Code Secretaryです。

主な機能:

  • データ処理: Excel・CSV・SQLiteファイルの読み込み、加工、集計(pandas/numpy)
  • コード実行: Python環境(E2Bサンドボックス)で分析スクリプトを実行
  • 可視化: matplotlib/seabornによるグラフ・チャート生成
  • ファイル操作: Space内ファイルの作成・編集・アップロード
  • レポート出力: 分析結果をPinotBlogに投稿、またはHTML/PDFで出力

本プロジェクトでの役割:

  1. 治験データ(1,711件)の疾患領域別分類と基礎統計
  2. LOA(上市確率)・患者数・市場規模の統合計算
  3. NPV(正味現在価値)の算出とリスク調整
  4. 企業別・疾患領域別の集計と可視化
  5. 分析結果の構造化とレポート生成

ユーザーは「やりたいこと」を自然言語で伝えるだけで、Alexが適切な分析手法を提案し、コードを生成・実行して結果を返します。データサイエンティストのように専門知識がなくても、高度な定量分析が可能になります。


プロジェクト

データの配置

  • ユーザーは、分析プロジェクトを実行したいSpaceを作成します。
  • 自分の所属するTeam の中に Space や Subspace を作成することができます。
  • 適当なSpace の画面に行くと左側に Files というファイル管理のパネルがあります。
  • ここには任意のフォルダやファイルを配置することができます。
  • 今回のプロジェクトで使用した全治験に関する元データはこちらです。

dps_trial.xlsx (128.7 KB) download

厚生労働省のWebsiteからダウンロードすることができます。
内容は以下のようになっています。

excel

これだけですと、人力でそれぞれの治験プロジェクトのNPVを算出するのは至難の業です。


Secretary (Alex)を選ぶ

alex

  • PinotWalkの画面左側にSecretaryとのチャットパネルがあります。
  • このチャットパネルからAlex を選択します。(顔画像をクリックするとSecretaryを選べます)
  • そして、データを配置した space がどこかをAlexに伝える必要があるので、そのspace をプルダウンメニューで選択します。

やりたいことを伝える

  • Alexとのチャットボックスに以下のように、やりたい分析について簡単に伝えます。
  • その際、タネとなる元データがあった方が効率的でしょう。もちろん、無くてもその調査から開始するという手もありますが、通常はユーザーが明確な意思を持っているので、元データのあたりがついている場合も多いでしょう。

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上記のようにやりたいことを伝えると、Alexは意図を理解して与えられた分析でーたを確認します。

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そして分析プロジェクトの目的を確認します。

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あるべき分析方針と選択肢の提示

目的がはっきりするとAlexは状況から判断して、分析プロジェクトとしてあるべき姿を考え、そして方針を提案します。

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そして、選択肢がある場合にはそれを提示してユーザーに判断を求めます。

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分析仕様書の作成

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Alexの質問に対して完全な回答で無くとも大丈夫です。新しい要件を追加しても大丈夫です。

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Alexは合意事項を確認してから、分析仕様書を作成し初期的調査を行います。

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上記の分析仕様書と調査結果の各結果は以下にリンクがあります。ご確認ください。

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Phase1: 基礎情報の収集作業開始!

Alexは合意事項を確認してから、分析仕様書を作成し初期的調査を行います。 たった数分、待つだけで以下の結果が得られます。

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Phase2: Net Present Value の算定! そして最終報告書まで

ユーザーの指示に従ってAlexはNPVの計算を開始します。結果を得るにはたった数分、待つだけです!

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そして最終報告書はこちらです。

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