03-3-2. Alexを使った簡単アプリ作成

Published: Feb. 28, 2026, 6:18 a.m. UTC / Updated: March 1, 2026, 2:40 p.m. UTC
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Alexに話しかけるだけで、業務で使えるデータベースアプリを作れます。
このチュートリアルでは、実際の会話の流れに沿ってステップバイステップで体験します。


チュートリアル1: 在庫管理システムを作ろう

小規模チームの備品・在庫を管理するシステムを、Alexとの会話だけで作ります。

Step 0: チームとSpaceを選ぶ

Alexはファイルを扱うため、最初に作業場所を選ぶ必要があります。
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  1. チャット画面の左上でAlexを選択
  2. Organization(組織)を選ぶ
  3. Team(チーム)を選ぶ
  4. Space(作業フォルダ)を選ぶ — 既存のSpaceでも、新しく作ったSpaceでもOK

Spaceを選ぶと、Alexがファイル操作やコード実行をできるようになります。
選ばないまま依頼すると、Alexから「Spaceを選択してください」と案内されます。


Step 1: データベースを作る

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あなた: 「在庫管理用のSQLiteデータベースを作って。
        商品マスタ、在庫数、入出荷の履歴を管理したい」

と入力すると必要なシステムを作成し始めます。
作成するのにしばらく時間がかかりますのでお待ちください。

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たったこれだけで、あなただけの在庫管理DBが出来ました!



Step 2: サンプルデータを登録する

You: 
  じゃあ、IT機器の在庫っぽいデータを入れて 
  • この追加オーダを入れると一気にサンプルデータを作成してくれます。
  • 本番データであれば、csvデータをダイアローグボックスに入れるか、同じスペースのFilesに適当なフォルダを作成してcsvを配置してから、Alexにそのデータを参照するように命令すればOKです。

📊出力例

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Step 3: 在庫を操作する

次は在庫を増減させてみましょう。

You:
 PC本体を10台入荷して。電源は9個入荷。電子機器は4個出荷した記録もつけて。

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このように簡単に対応させることができます。


Step 4: 在庫レポートを見る

You: 
 今の在庫状況をレポートにして。発注が必要なものも教えて

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上記のようなアプトプットでした。
ではAlexが作成したという在庫レポート(inventory report.png)
を見てみましょう。
inventory_report

さらにAlexはエクセルデータも保存したというので見てみましょう。
エクセルデータもPinotWalkでは閲覧することができます。

inventory2


Step 5: データを深掘りする

ここからが Alex の本領発揮です。自然言語で自由に質問できます。

あなた: 「直近の入出荷履歴を時系列で見せて」

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  • ということで、直近の入出荷履歴が得られました。
  • グラフレポートも出たということなので確認してみましょう。

transaction_history


Step 6: 管理画面を作る!

  • ここまできたら、あとはアプリ化するのみです。
  • 以下のようなプロンプトで欲しいアプリを伝えましょう。
あなた: 「この在庫データを見られるHTMLの管理画面も作って。 検索とソートができるやつ」

するとAlex は考え始めます。そしてしばらく待つと、できあがります。

15_alex

  • そして以下のような管理画面が生成されました。

管理画面

  • いかがでしょうか。
  • 管理画面の見た目の調整もAlexのVIbe Edit機能であれば、チャットで細かい調整をさせることができます。
  • 日頃の作業をちょっと自動化させたい場合には、AlexにチャットすればOK。あなたも是非試してみてください!

まとめ:やったこと

ここまでの会話で、以下のものが完成しました:

成果物 内容
inventory.sqlite 商品・在庫・履歴を管理するデータベース
category_chart.png カテゴリ別在庫金額の円グラフ
inventory_app.html ブラウザで使える在庫管理画面

すべてSpaceに保存されているので、後からいつでもアクセスできます。


チュートリアル2: プロジェクト管理ツールを作ろう

チームのタスクと進捗を管理するシステムを作ります。

Step 1: プロジェクトとタスクのDBを作る

あなた: 「プロジェクト管理用のデータベースを作って。
        プロジェクト、タスク、コメントを管理したい。
        タスクには担当者、優先度、ステータス、期限をつけたい」

Alex:   プロジェクト管理データベースを作成しました。
        → projects.sqlite をSpaceに保存

        テーブル構成:
        | テーブル | カラム |
        |---------|--------|
        | projects | name, description, status, start_date, due_date |
        | tasks | title, assignee, priority(0-10), status, estimated_hours, due_date |
        | task_comments | author, comment, created_at |

        サンプルプロジェクトを作りますか?

Step 2: プロジェクトとタスクを登録する

あなた: 「ウェブサイトリニューアルのプロジェクトを作って。
        要件定義、デザイン、フロント実装、バックエンド実装、テスト、デプロイ
        のタスクを追加して。担当者も適当につけて」

Alex:   プロジェクトとタスクを登録しました。

        🎯 ウェブサイトリニューアル(期限: 2026-03-30)

        | タスク | 担当 | 優先度 | 期限 |
        |--------|------|--------|------|
        | 要件定義 | 佐藤 | 10 | 03-03 |
        | デザインカンプ作成 | 鈴木 | 8 | 03-10 |
        | フロントエンド実装 | 田中 | 7 | 03-20 |
        | バックエンド実装 | 高橋 | 7 | 03-20 |
        | コンテンツ作成 | 山田 | 6 | 03-15 |
        | テスト | 佐藤 | 9 | 03-25 |
        | デプロイ | 田中 | 10 | 03-30 |

Step 3: 進捗を更新して確認する

あなた: 「要件定義を完了にして。実績14時間。
        デザインを作業中にして。
        それから全体の進捗レポートを出して」

Alex:   タスクを更新しました。

        📊 プロジェクト進捗状況

        🎯 ウェブサイトリニューアル
        期限: 2026-03-30
        進捗: 1/7 タスク完了 (14.3%)
        [███████░░░░░░░░░░░░░░░░░░] 14.3%

        状態: 完了 1 | 進行中 1 | 未着手 5

        🔥 高優先度タスク(優先度8以上):
        - デザインカンプ作成(鈴木、期限: 03-10)
        - テスト(佐藤、期限: 03-25)
        - デプロイ(田中、期限: 03-30)

Step 4: さらに分析する

あなた: 「担当者ごとの負荷を見せて。誰が忙しいかわかるようにして」

Alex:   👥 担当者別タスク状況

        | 担当者 | タスク数 | 予定時間 | 状況 |
        |--------|---------|---------|------|
        | 佐藤 | 1 | 16h | テスト待ち |
        | 田中 | 2 | 48h | フロント実装 + デプロイ |
        | 鈴木 | 1 | 24h | デザイン作業中 |
        | 高橋 | 1 | 40h | バックエンド待ち |
        | 山田 | 1 | 24h | コンテンツ待ち |

        田中さんが最も負荷が高いです(48時間、2タスク)。

こんなアプリも作れます

上の2つ以外にも、Alexに話しかけるだけでさまざまな管理システムを作れます。

研究データ管理

「実験の測定データを記録・分析できるデータベースを作って」
  • 実験ごとに測定データを記録
  • パラメータの統計(平均、最小、最大)を自動計算
  • 2変数間の相関分析
  • 時系列でのトレンド可視化

顧客管理(CRM)

「シンプルなCRMデータベースを作って。
 顧客情報、やりとり履歴、商談を管理したい」
  • 顧客のステータス管理(リード → 見込み → 顧客)
  • メール・電話・会議の記録
  • 商談パイプラインの可視化

経費精算

「チームの経費精算を管理するデータベースを作って」
  • 社員ごとの経費レポート
  • カテゴリ別(交通費、食事、備品など)の集計
  • 承認ワークフローのステータス管理
  • 月別・部署別のコスト分析

ポイント

自分のデータでも同じように使える

チュートリアルではサンプルデータを使いましたが、実際の業務データでもまったく同じ流れで使えます:

  1. CSVやExcelをドラッグ&ドロップでSpaceにアップロード
  2. 「このデータをSQLiteに入れて」とAlexに依頼
  3. あとは自然言語で自由に分析・操作

既存のSQLiteファイルも使える

すでにSQLiteファイルがある場合は、そのままSpaceにアップロードするだけです。
Alexがスキーマを自動で読み取り、すぐにデータ操作を始められます。

あなた: 「このSQLiteファイルの中身を確認して」

Alex:   スキーマを確認しました。
        テーブル: ...
        何を調べますか?

作ったものは資産になる

Alexが作成したファイルはすべてSpaceに保存されます。

  • SQLiteファイル: データベースとして継続利用
  • グラフ画像: レポートや記事に貼り付け
  • HTMLアプリ: ブラウザで開いてそのまま使用
  • 分析レポート: PinotBlogに投稿して共有

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